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uv インストーラーの構成

インストールパスの変更

デフォルトでは、uv は ~/.local/bin にインストールされます。XDG_BIN_HOME が設定されている場合、それが使用されます。同様に、XDG_DATA_HOME が設定されている場合、ターゲットディレクトリは XDG_DATA_HOME/../bin として推測されます。

インストールパスを変更するには、UV_INSTALL_DIR を使用します:

$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | env UV_INSTALL_DIR="/custom/path" sh
$env:UV_INSTALL_DIR = "C:\Custom\Path" powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

シェルの変更を無効にする

インストーラーは、uvバイナリがPATHに含まれるようにシェルプロファイルを更新することがあります。この動作を無効にするには、INSTALLER_NO_MODIFY_PATHを使用します。例えば:

$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | env INSTALLER_NO_MODIFY_PATH=1 sh

INSTALLER_NO_MODIFY_PATHを使用してインストールした場合、uv self updateのような後続の操作はシェルプロファイルを変更しません。

管理されていないインストール

CIのようなエフェメラル環境では、UV_UNMANAGED_INSTALLを使用して特定のパスにuvをインストールし、インストーラーがシェルプロファイルや環境変数を変更しないようにします:

$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | env UV_UNMANAGED_INSTALL="/custom/path" sh

UV_UNMANAGED_INSTALLを使用すると、uv self updateによる自己更新も無効になります。

インストールスクリプトにオプションを渡す

環境変数を使用することをお勧めします。これはプラットフォーム間で一貫しているためです。ただし、オプションを直接インストールスクリプトに渡すこともできます。例えば、利用可能なオプションを確認するには:

$ curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh -s -- --help